ブラジル産が選ばれる秘密
アメリカ、中国、カナダ、そして日本でもプロポリスは採取されています。
でも、プロポリスというとブラジル産が一番質も高く、効能も豊かだといわれています。
蜂が作るという点では同じプロポリスなのに、どうしてブラジル産がいいといわれるのでしょうか。
まずブラジルという国の環境を考えてみましょう。
高温多湿という生物が生長するためには過酷な状況である、ということ。
成長しにくい苛酷な環境に植生する生物は自分の体を守るために保護する力が高まります。
そのため、プロポリスが作られる材料となる木がどういう状況で生長した木なのか?
そこから得られた樹液なのかということが、大きくかかわります。
高温多湿という過酷な状況で育つ木から出る樹液にミツバチが集まります。
ユーカリはもともとその他の外敵から身を守るために葉に毒性のあるものを含んでいますね。
コアラは体内でその毒を解毒することができるため、あんなに弱く何もできそうにないおとなしい草食動物なのに。
自分たちしか食さないユーカリがあったから生き延びてこれたのです。
ミツバチはこうしたブラジルの苛酷な環境で育ったユーカリの木などの樹液に自分の分泌液を混ぜてプロポリスを作ります。
ブラジル産のプロポリスが質が良く効能が豊かだといわれているのは、
こうした大自然の恩恵を受け、苛酷な環境があったからこそ質がいいといわれるのです。
また、アマゾン川流域には、ミナスジェライス州などを中心として、日本の面積のなんと2倍以上というユーカリ系の森林を持っています。
この地域は世界最後の霊薬供給地とも称され、まだ見つかっていない素晴らしい生薬となる原材料が眠っているといわれている地域です。
人の健康や美容にいい成分を持つ植物の宝庫、こんなに素晴らしい場所で採取されるプロポリスだから、
ブラジル産はその他の国のプロポリスと全く違うといわれるのです。
そして、農薬や化学物質などを一切使用しない樹木だという点も、ブラジル産のプロポリスが安全で効能豊かといわれる所以です。
公害などもないブラジルのアマゾンの、自然環境が厳しくも豊かな地域で育つ樹木の恩恵を受けて作られるプロポリス、
だからこそ、有効成分の宝庫と呼ばれるプロポリスができるんです。