プロポリスのサプリを比較しよう

選び方・比較のキホン

プロポリスは色々なメーカーから製品が販売されている人気の製品です。
もちろん、ミツバチが作るものですから一つとして成分が同じものは存在しません。
色々なサプリがありますが、それぞれに特徴があり千差万別なのです。

その中から自分に合ったものを選ぶのは、とっても大切なこと。
健康や美容へ活用するためのキーポイントになります。
ここでは、その為の「正しい選び方」を紹介していきます。

成分をチェックしよう

プロポリスの善し悪しは成分の内容によって大きく左右されます。
「どんな栄養成分が豊富に含まれているのか」が品質を決めると言っても過言ではありません。

そして、その成分はミツバチが「どんな原材料を使うのか」によって決定されます。
プロポリスの原材料は、花粉や樹液、蜜や木の芽です。
つまり、ミツバチたちが飛び回る地域にどんな植物が自生しているのかという【環境】によって成分が確定してくるのです。
その為、サプリメントを選ぶときは、どんな植物のある場所で採れたかという「産地」を基準に選ぶのがセオリーです。

世界的に高い評価を得ている産地として挙げられるのはブラジル産。
特にミナスジェライス州産は世界トップレベルの成分バランスだといわれています。
その理由は以下のとおりです。

□アフリカナイズドミツバチというプロポリス作りに最適な種類の蜂が生息している

□ブラジルの自然林は広大で面積は日本の倍以上!そこで育った起源植物は栄養が豊富

□ブラジル産のバッカリス・ドゥラクンクリフォリアという植物(南米固有のハーブ)にはアルテピリンCなどの桂皮酸誘導体が非常に豊富

□プロポリスはブラジルの重要な輸出品なのでブラジル農林省の厳しい品質管理が行き届いている

国産とブラジル産どっちが良い?

何かと安心できるイメージの国産品。
しかし、実は日本では実験用程度にしかプロポリスは生産されていません。
その為、サプリなどの製品で購入することはできません。

さらに、成分的にもブラジル産には大きく劣ります。
有効成分の濃度や含有量が少ないケースが多いのです。

抽出方法をチェックしよう

有用成分をしっかりと摂取する為に、どんな抽出方法が採用されているかもチェックする必要があります。
いくら原材料がブラジル・ミナスジェライス州産でも、有用成分がサプリに凝縮されていないと意味がありません。

ずばり、抽出方法は「三種抽出法」というものがおすすめ!
これはアルコール・水・超臨界の三種類を組み合わせたもので、様々な成分をしっかりと取り出すことができます。

ちなみに、この三つが得意としている抽出物は下記のとおりです。
アルコール・・・フラボノイド、桂皮酸誘導体(p-クマル酸、アルテピリンC)
水・・・アミノ酸、ミネラル
超臨界・・・テルペノイド

三種抽出法を採用しているサプリには「山田養蜂場 プロポリス300」や「薬院オーガニックのプロポリス」があります。

プロポリスの成分を解説

□フラボノイド
プロポリスには、ケルセチンというフラボノイドが特に豊富に含まれています。
プロポリスの中でも、ブラジル産やレッドプロポリスには、ラボノイド類が豊富に含有されているといわれています。
レッドプロポリスを原材料に使用しているサプリは「薬院オーガニックのプロポリス」が代表例です。

□桂皮酸誘導体
p-クマル酸、アルテピリンCなどが代表例です。
ブラジル・ミナスジェライス州産に特に豊富に含まれています。
起源植物をバッカリス・ドゥラクンクリフォリアにこだわった「山田養蜂場 プロポリス300」には特に豊富に含まれています。
有用性の高い成分です。

カプセル・タブレットタイプを選ぼう

液体タイプと比べると、カプセルやタブレットタイプは非常に飲みやすいのが特徴です。
液体タイプは匂いと味が強烈で刺激があります。
有効成分の含有量も大きく変わらないため、購入するなら液体ではなくカプセルやタブレットに絞って探すのが得策です。